平成28(2016)年1月3日(日)に東京ドームにて行われたライスボウル(アメリカンフットボール日本選手権) 社会人王者・パナソニック x 学生王者・立命館大学の試合レポの続きです。
立命館、71番K多田羅(たたら)選手(1回生)がキックオフ。
立命館宇治高校出身の多田羅選手、昨年、サッカー部を引退後に、全国大会準決勝(関西トーナメント決勝!)からアメフト部に転部してくれた選手の1人でしょうか?
立命館宇治高校出身の多田羅選手、昨年、サッカー部を引退後に、全国大会準決勝(関西トーナメント決勝!)からアメフト部に転部してくれた選手の1人でしょうか?
パナソニック、リターナーがレシーブすることができず、ニーダウン。自陣20ヤードから。
1stダウン、8番QB高田選手(立命館大学卒)→7番WR遠藤選手(日本大学卒)のパス成功でゲインし、2ndダウン3に。
第3Q終了、パナソニック 15-9 立命館大学
<第4Q>
パナソニック、2ndダウン3から。
立命館の56番LB浦野選手(4回生)、91番DL大野選手(3回生)の2ヤードロスタックル(写真↑)があったものの、3rdダウン9、8番QB高田選手のキープで1stダウン更新。敵陣47ヤードへ。
続く2ndダウン8、33番RB横田選手(中央大学卒)のランで約21ヤードのロングゲイン!
1stダウン更新し、敵陣24ヤードへ。
1stダウン更新し、敵陣24ヤードへ。
パナソニック、タイムアウト1回目。
試合残り11:12
パナソニックのスペシャルプレイ、15番WR頓花選手のパスを立命館の13番DB奥田選手(4回生)がインターセプト( ゚Д゚)!
13番DB奥田選手のインセプリターンとパナソニックのスポーツマンらしくない行為の反則でさらに前進し、立命館の自陣43ヤードからのオフェンスに!
4thダウン5、18番K栃尾選手(3回生)の33ヤードフィールドゴール成功!
ホルダーは14番宇野選手(4回生)。
パナソニック 15-12 立命館大学、4Q残り8:17
立命館大学、ついに1フィールドゴール差まで迫ります!
パナソニック、リターナーがボールを確保できず、立命館の38番DB奥野(弟)喬平選手(2回生)がリカバーし、立命館の敵陣12ヤード付近からのオフェンスに((((((ノ゚⊿゚)ノ!
しかし、パナソニックの20番DB斎藤選手(日本大学卒)のロスタックルで1stダウン更新できず。
28ヤードフィールドゴールも失敗に…(ノД`)
パナソニック 15-12 立命館大学のまま、試合残り6:53
パナソニック、自陣20ヤードから。
立命館の63番LB木村仁哉選手(2回生)のロスタックルもあり、1stダウン更新できず。
4thダウン5、16番P佐伯(弟)眞太郎選手(立命館大学卒)が、リターンさせないためのハイパント。
パナソニック、これがこの試合初めてのパントとなりました。
立命館の63番LB木村仁哉選手(2回生)のロスタックルもあり、1stダウン更新できず。
4thダウン5、16番P佐伯(弟)眞太郎選手(立命館大学卒)が、リターンさせないためのハイパント。
パナソニック、これがこの試合初めてのパントとなりました。
立命館、リターンできずも自陣44ヤードからのオフェンスに。
パナソニック 15-19 立命館大学、4Q残り4:20
立命館大学、ついに逆転です!!!
立命館、16番K池上選手(3回生)がキックオフ。
3rdダウン2、立命館の30番DB木村俊基選手(3回生)のナイスタックルでロスし、1stダウン更新できず、4thダウン4に。
パナソニック、タイムアウト2回目。
立命館大学、タイムアウト3回目。
試合残り3:09
パナソニック、4thダウン4ギャンブル、8番QB高田選手→89番WR小山選手(関西学院大学卒)のパス成功で1stダウン更新!
敵陣45ヤードへ。
立命館の63番LB木村仁哉選手(2回生)らのタックルでロスし、2ndダウン13に。
パナソニック、4thダウン20ギャンブル!
ここで一気に20ヤードゲインできないとターンオーバー、逆転勝利への可能性がぐっと低くなりますが…、
8番QB高田選手-(フォワードパス)→1番WR本多選手(立命館大学卒)-(バックパス)→89番WR小山選手からのランで…、
一気に55ヤードゲインし、タッチダウン!!
やっ、やられた~(ノДT)!
20ヤード以内のゲインに抑えれば攻守交代という比較的余裕のあったこの場面で、一気にタッチダウンを狙われてしまうとは…(T_T)
ここで一気に20ヤードゲインできないとターンオーバー、逆転勝利への可能性がぐっと低くなりますが…、
8番QB高田選手-(フォワードパス)→1番WR本多選手(立命館大学卒)-(バックパス)→89番WR小山選手からのランで…、
一気に55ヤードゲインし、タッチダウン!!
やっ、やられた~(ノДT)!
20ヤード以内のゲインに抑えれば攻守交代という比較的余裕のあったこの場面で、一気にタッチダウンを狙われてしまうとは…(T_T)
このプレイを得意としているアメリカの大学名から、パナソニックでは「ボイジー」と呼ばれているらしいこのスペシャルプレイ、確か2010年のライスボウルで関西大学が試みて、タイミングがずれてフォワードパス2回扱いとなり失敗してしまったという難しいプレイなんです(>_<)!
パナソニック 22-19 立命館大学、4Q残り1:31
立命館大学、パナソニックに再逆転を許してしまいますが、試合残り約1分半で点差はたった3点。
フィールドゴールがきまれば同点(ライスボウルではゲームセット時点で同点であれば両チーム優勝)、タッチダウンがきまればまだまだ逆転できる点差ですo(;△;)o!
パナソニック、16番K佐伯(弟)眞太郎選手がキックオフ。
立命館大学、81番渡邉選手(1回生)がキックオフリターンし、自陣19ヤードから。
時間を少しでも節約したい立命館大学、ここから怒涛のパッシングオフェンスが始まります!
時間を少しでも節約したい立命館大学、ここから怒涛のパッシングオフェンスが始まります!
1stダウン、11番QB西山選手→32番RB西村選手のパス成功で1stダウン更新。自陣36ヤードへ。
11番QB西山選手→85番TE成田選手(1回生)、11番QB西山選手→83番WR宗村選手(3回生)のパス成功で1stダウン更新。敵陣46ヤードへ。
スパイク+パス失敗×2で1stダウン更新できず、4thダウン10に。
試合残り0:51
立命館、4thダウン10ギャンブル、11番QB西山選手→86番WR猪熊選手のパス成功で1stダウン更新!敵陣31ヤードへ。
さらに3rdダウン10、11番QB西山選手→84番WR近江選手(2回生)のパス成功で1stダウン更新。敵陣17ヤードへ。
3rdダウン25、パナソニック、タイムアウト3回目。
試合残り0:10
パナソニックがニーダウンし、タイムアップ。
この後、優勝したパナソニックの荒木監督、引退宣言済みのパナソニックの、いや日本のエースQB8番高田選手、これで引退と噂されるレジェンド43番DL脇坂選手の勝利インタビューがありました。
続けて、優勝チーム・準優勝チームの表彰です。
麻生副総理、始球式に続き、表彰式にも御参加くださいました。
開会セレモニーに参加してくださる御来賓の方は、御多忙ということでセレモニー後は会場を後にされることも多いのですが、最後まで試合を御覧になっていただいたのでしょうか?嬉しいですね!
最後に、個人表彰です。
ライスボウルMIPは、立命館大学 86番 WR 猪熊星也選手(3回生)
第4Qの逆転タッチダウンだけでなく、その俊足でパナソニックDB陣を振り切って随所でロングパスをレシーブし、Most Impressionの言葉どおり、最も印象に残る活躍を挙げた選手でした(^_^)
第4Qの逆転タッチダウンだけでなく、その俊足でパナソニックDB陣を振り切って随所でロングパスをレシーブし、Most Impressionの言葉どおり、最も印象に残る活躍を挙げた選手でした(^_^)
ライルボウルMVP(ポール・ラッシュ杯)は、パナソニック 33番 RB 横田惇(しゅん)選手
最初のタッチダウンの他、ランで地道にゲインを重ね、勝利に貢献しました。
最初のタッチダウンの他、ランで地道にゲインを重ね、勝利に貢献しました。
最後、見事に戦い抜いた立命館大学の選手・スタッフに、スタンドから大きな拍手、声援が。
試合が始まるまでは社会人王者にボッコボコにされる可能性もあると考えていたのですが、リーグ最終戦・関西学院大学戦から、もっと言うのであれば、春の関西大学戦・早稲田大学戦の惨敗から、攻守ともよくぞ社会人王者と渡り合えるまで仕上げてくれました。
ポストシーズンで体のコンディションの限界を超えてしまっている選手も多かったことでしょう。
立命館大学パンサーズファンとして、とっても楽しいシーズンを過ごさせていただき、本当にありがとうございました!
…と言いつつ、試合が終わっての私の正直な第一声は「勝てた試合だったなぁ…」でしたが
また2016シーズン、この2015シーズンを上回る試合を拝見できることを楽しみにしています!
おわり。