平成27(2015)年10月11日(日)、エキスポフラッシュフィールドにて行われました関西学生Div.1 第4節 龍谷大学 x 立命館大学の試合レポの続きです。
前半終了、龍谷大学 3-21 立命館大学
<第3Q>
立命館大学の16番K池上選手(3回生)のキックオフで後半開始。
龍谷大学、18番藤本選手(3年生)がキックオフリターンでロングゲイン((((((ノ゚⊿゚)ノ!
龍谷大学、敵陣37ヤードと好位置からのオフェンスに。
…そう、今年の(も?)立命館大学の弱点は、このキッキングカバー(´;ω;`)
ちなみに、龍谷大学の藤本拓弥選手(3回生)は、昨年2014年の関西学生BEST Returnerに選ばれており、今年のNEW ERA BOWLではMIPに選ばれています
そして、去年、立命館大学は、この藤本選手にパントリターンタッチダウンを喰らっております(ノД`)
3rdダウン10、龍谷大学、タイムアウト1回目。
3Q残り10:52
1stダウン更新できず、4thダウン24、41番P岡田尋法選手(3回生)がパント。
立命館大学、自陣14ヤードから。
立命館大学、42番RB長谷川航平選手(4回生)のラン(写真↑)、32番RB西村七斗選手(2回生)のランで、1stダウン更新×2。自陣37ヤードへ。
11番QB西山選手(2回生)→84番WR近江選手(2回生)のパス成功(写真↑)でゲインし、2ndダウン1、42番RB長谷川航平選手のランで1stダウン更新。自陣48ヤードへ。
QB西山選手とWR近江選手は、立命館宇治高校時代からのホットラインですね(*^ー^)ノ
再び11番QB西山選手→84番WR近江選手のパス成功でゲインし、32番RB西村七斗選手のランでロングゲイン!敵陣10ヤードへ。
しかし、1stダウン、龍谷大学の99番DL森選手(4回生)のQBサックで8ヤードの大幅ロス。
龍谷大学のオフサイドの反則で前進し、2ndダウン13、32番西村七斗選手が…、
龍谷ディフェンスのタックルを受け、一度はボールデッドしたかにみえましたが、セカンドエフォートでタッチダウンΣ(゚д゚;)!
これには、立命館サイドのスタンドから、歓声というよりも、大きなどよめきが((((((ノ゚⊿゚)ノ
このタッチダウン以外にも、32番RB西村七斗選手(2回生)の一度死んだ(ボールデット)かと思われたところから再び生き返っての「ゾンビ走法」のゲインが何度か見られました。←もっとカッコいい言い方をしてあげてください。
西村選手以外にも、42番長谷川航平選手(4回生)、25番森本選手(3回生)、27番田中選手(3回生)と、今年の立命館大学は、どのRBも足腰が強く、タックルを受けて一度バランスを崩しかけてからのゲインには目を見張るものがあります。
18番K栃尾選手(3回生)のPATキック成功。
龍谷大学 3-28 立命館大学、3Q残り5:32
立命館大学、16番K池上選手がキックオフ。
龍谷大学、30番梯(かけはし)選手(1回生・箕面自由学園高校卒)がキックオフリターン。
昨年は関西大倉高校からの新入生(現2回生)が多かったですが、今年は箕面自由学園高校からの新入生が多いですね(^_^)
フォルススタート後、11番QB上田選手→6番WR井貝選手(3回生;写真↑)のパス成功からのランでロングゲイン!敵陣26ヤードへ。
しかし、立命館大学の54番DL中村選手(4回生)のQBサックで大幅ロスし、1stダウン更新できず。
41番P岡田尋法選手がナイスパント。
立命館大学、自陣7ヤードから。
ここでQBを12番植村選手(1回生・大産大附属高校卒)に。
27番RB田中選手(3回生;写真↑1番左)のラン×2でゲインし、3rdダウン3、12番QB植村選手→88番WR永見選手(2回生)のパス成功で1stダウン更新。自陣28ヤードへ。
88番WR永見選手(2回生)は、明石商業高校野球部出身です。
イヤーブックによると、WR・RB陣では86番WR猪熊選手(3回生)に次ぐ俊足(40yd走)ということもあり、楽しみな選手として永見選手を挙げるパンサーズファンの方も多いです。
続けて、12番QB植村選手のキープで1stダウン更新。敵陣49ヤードへ。
1stダウン、龍谷大学の21番DB廣吉選手(4回生)のQBサックを受け、ノーゲイン。
第3Q終了、龍谷大学 3-28 立命館大学
<第4Q>
立命館大学、2ndダウン10、敵陣49ヤードから。
3rdダウン、龍谷大学の29番LB荒木選手(2回生)がインターセプトΣ(゚д゚;)!
リターンし、龍谷大学、敵陣41ヤードから。
インセプした29番LB荒木選手へのセレブレート。(肝心の荒木選手は、見えませんが)
荒木選手は、関西大倉高校時代からDBで、この秋もDBで出場していましたが、この試合のスタメン表ではLBとのことでした。
龍谷大学、4thダウン1ギャンブル、18番RB藤本選手のランで1stダウン更新。敵陣30ヤードへ。
4thダウン8、龍谷大学、タイムアウト2回目。
試合残り7:58
龍谷大学、4thギャンブルのタッチダウンパスは、立命館のラッシュ厳しく、失敗に。
ターンオーバーです…(>_<)
立命館大学、先ほどの龍谷大学のタッチダウンパスをエンドゾーン手前でインターセプトしてしまったため、自陣2ヤードからのオフェンスに。
27番RB田中選手のラン×2、12番QB植村選手→7番WR樋口選手(4回生)のパス成功、42番RB長谷川航平選手のランで、1stダウン更新×4。敵陣40ヤードへ。
12番QB植村選手のキープでロングゲイン!敵陣5ヤードへ。
プレイが崩れても、自らのパワフルなランでゲインできるのが、植村選手のクォーターバッキングの魅力です。
NFLのカロライナ(CAR)・パンサーズのQBキャム・ニュートン選手みたいで、見ていて楽しいのですw
龍谷大学、タイムアウト3回目。
試合残り2:14
3rdダウン2、12番QB植村選手のキープでタッチダウン!
18番K栃尾選手のPATキック成功。
龍谷大学 3-35 立命館大学、4Q残り1:15
龍谷大学、立命館大学のキックオフを30番梯選手がキックオフリターンし、自陣23ヤードから。
11番QB上田選手(写真↑)→44番TE松尾優作選手(2回生)のパスでゲインし、2ndダウン1、11番QB上田選手→6番WR井貝選手のパス成功で1stダウン更新。自陣41ヤードへ。
11番QB上田選手→80番TE西村選手(4回生)のパス成功で1stダウン更新。敵陣49ヤードへ。
しかし、立命館大学の38番DB奥野喬平選手(2回生)のパスカットもあり、タッチダウンに至らず、タイムアップ。
試合終了、龍谷大学 3-35 立命館大学
スコア的には、立命館大学の完勝のように見えますが、立命館大学にとっては、攻守蹴とも、課題が残るゲームでした…。
しかし、次節の関西大学戦に向けては、それでよかったかなとも思います。
この第4節まで、立命館大学と龍谷大学については、4試合とも現地で試合を拝見させていただいたのですが、共通して思ったことは、2人の2回生QB11番(立命館大学:西山選手、龍谷大学:上田選手)が、復調して本当によかったということです。
春シーズンは、2人して、いいタイミングでパスが投げられない→ターゲットを探してフラフラ~っとロールアウト→サックでロス、という同じ悪循環に陥っていて、何かテーマのあってのことだたかもしれませんが、すごく心配でした(´;ω;`)
でも、秋シーズンに入り、2人とも、試合を重ねるごとにパスの精度が向上し、安心いたしました。
立命館大学の次戦は、今週末10月24日(土)15:00から、西京極陸上競技場にて、関西大学との全勝対戦です。
まずは春にコテンパンに負けた関西大学にリベンジし、近畿大学戦、宿敵・関西学院大学戦を制し、5年ぶりの甲子園ボウル出場まで駆け上がっていってください!
1勝3敗となった龍谷大学の次戦は、同じく10月24日(土)の12:00から、西京極陸上競技場にて、1勝3敗の京都大学と対戦します。
龍谷大学の学生・教職員の方はチケット無料で、深草キャンパスからはシャトルバスも出るそうですよ!
昨年は、悲願の京都大学戦初勝利を果たした龍谷大学、今年もどのような戦い方をしてくれるか、楽しみですね(ノ´▽`)ノ
おわり。