先日アップさせていただきました展望で、Aブロック、B・Cブロック、D・Eブロック、Fブロックの中で私が一番の接戦と予想したのが、今回の試合レポのFブロック(高槻高校・府立大正高校・大阪学芸高校)です。
先週9月13日(日)に行われましたFブロック 第1節は、高槻高校が府立大正高校相手に20-14で辛くも勝利するという接戦で、観戦に行かなかったことを大変後悔いたしました…
(この日は、もう一方の会場の方におりました。こちらはこちらで、もちろん見に行った甲斐はありましたが ^_^;)
実は私が予選リーグで最も楽しみにしていた試合が、この大阪学芸高校 x 高槻高校でした。
春の大阪大会では、2年連続春の関西大会優勝を果たした高槻高校が、2回戦で大阪学芸高校をコールド勝ちで下しています。
またその前の昨秋の大阪大会では、3位決定戦で、高槻高校が大阪学芸高校に圧勝しました。
ただし、今大会では、高槻高校は最強3年生が引退し2年生が最上級生の新チーム、一方の大阪学芸高校は2年生から試合出場経験の多い3年生が最上級生の戦力充分のチームです。
試合前の整列です。
左のホワイトジャージが高槻高校、右のカラー(青)ジャージが大阪学芸高校です。
高槻高校の77番OL/DL大川主将(2年生)と大阪学芸高校の78番OL/DL岩澤選手(3年生)のコイントスの結果、高槻高校が勝利し、前半レシーブを選択。
…この写真のとおり、バレーボール(?)のネットやテントの位置の関係で、特にメインスタンドから見て左フィールドの写真があまり撮れておりませんので、御了承ください。
高槻高校のキックオフ前の円陣です。
(大阪学芸高校のキックオフ前の円陣は、そういう理由で撮れませんでした。スイマセン)
天気は、気持ちのいい秋晴れです
箕面の山並みが近く、低層住宅地域なのか見晴らしもよく、より気分を晴れやかにしてくれます。
そして、府立箕面高校は、グランドが広かったです!
普通の高校であれば、120ヤード取るのがやっとなのに、さらにその奥にもグランドが続いています。さすが箕面です。(←吹田市民的感覚)
ちなみに、大阪高校大会は、予選リーグ・決勝トーナメントとも、1Q10分です。
<第1Q>
大阪学芸高校の20番K遠藤選手(2年生)のキックオフで試合開始。
高槻、8番山元選手(2年生)がキックオフリターンも、学芸の83番奥村選手(2年生)のタックルであまりリターンできず、自陣19ヤードから。
先発QBは、3番百北選手(2年生)。
(写真は、3rdダウンの時のものです。)
1stダウン更新できず、1番P西村選手(2年生)がパント。
学芸、45番鳥山選手(3年生)がパントリターンし、敵陣40ヤードからの好位置からの1stシリーズに。
先発QBは、10番山方選手(3年生)。
2ndダウン4、88番武部選手(3年生)のランでロングゲインし…、
そのままタッチダウン!
注目選手として挙げた選手が活躍してくれると、思わずニヤニヤしてしまいます( ̄∀ ̄)
…気のせいかもですが、武部選手、なんか背ぇ伸びた気がしました。(メンバー表では180cmとのことです。)
37番K幸下選手(2年生)のPATキック成功。
大阪学芸高校 7-0 高槻高校 1Q残り約6分
大阪学芸高校、先制です!
大阪学芸、20番K遠藤選手がキックオフ。
高槻、8番山元選手がキックオフリターンし、自陣27ヤード付近から。
大阪学芸の51番DL宮井選手(2年生)や78番DL岩澤選手(3年生・主将)のタックルでロスし、1stダウン更新できず、パント。
この場面は、いい写真が撮れてなかったので、他の場面の写真で御紹介を。
OL/DLの両面で出場の51番宮井選手、いいラッシュを見せていました。
168cmと上背はそれほどありませんが、90kgとなかなかの巨漢です。
学芸、45番鳥山選手がリターンし、50ヤード付近から。
2ndダウン、10番QB山方選手のキープで1stダウン更新。敵陣32ヤードへ。
1stダウン、10番QB山方選手→89番TE水島選手(2年生)のパス成功で1stダウン更新。
「あれ?学芸に、こんなデカくていい2年生TEいたかしら…?」と、ここら辺で、自分の予想にどんどん自信がなくなってくるワタシでした。(←ぉぃ)
(ちなみに、89番TE/DL水島選手、186cmとのことです。)
最後は、10番QB山方選手→45番WR鳥山選手のパス成功からのランアフターでタッチダウン!
PATキックは失敗。
大阪学芸高校 13-0 高槻高校 1Q残り約3分
大阪学芸、20番K遠藤選手がキックオフ。
高槻、8番山元選手がリターンし、自陣38ヤードから。
しかし、学芸の81番DB大北選手(3年生)がインターセプト!
リターンで大きくゲインし、ゴール前2ヤード付近へ!
インセプした81番DB大北選手へのセレブレート。
(肝心の大北選手は、隠れちゃってますけど… ^_^;)
(ちなみに、他の2人が小さく見えますが、10番QB山方選手が188cmと大きいんですよ。)
最後は、1stダウン、40番RB山内選手(3年生;写真↑1番左)のランで…、
タッチダウン!
37番K幸下選手のPATキック成功。
大阪学芸高校 20-0 高槻高校 1Q残り約1分
大阪学芸、20番K遠藤選手がキックオフ。
高槻、自陣32ヤード付近からのオフェンスも、1stダウン更新できず、パント。
学芸、自陣45ヤード付近から。
第1Q終了、大阪学芸高校 20-0 高槻高校
<第2Q>
大阪学芸、2ndダウン6から。
学芸、20番RB遠藤選手のランで1stダウン更新。
4thダウンギャンブルのタッチダウンパスは、高槻ディフェンスにカットされ、失敗。
ターンオーバーとなります。
高槻、自陣22ヤード付近から。
パス成功と20番RB巽選手(2年生)のランで1stダウン更新×2。自陣45ヤード付近へ。
しかし、学芸の76番DL清水選手(3年生;写真↑中央)からQBサックを受け、ロス。
さらに、89番DL水島選手からもサックを受け、大幅ロス。
続けてはダウン更新できず、パント。
学芸、88番武部選手がパントリターンし、自陣45ヤード付近からのオフェンスに。
10番QB山方選手→89番TE水島選手パス成功、20番RB遠藤選手のランで1stダウン更新×2。
しかし、続けてはダウン更新できず、4thダウンショートに。
大阪学芸、タイムアウト1回目。
前半残り0:08
37番K幸下選手のフィールドゴール成功!
(距離は、30ヤードくらいかと思われます。)
前半終了、大阪学芸高校 23-0 高槻高校
<第3Q>
高槻のキックオフで後半開始。
学芸、20番遠藤選手がナイスキックオフリターンし、自陣40ヤード付近から。
40番RB山内選手のランで…、
一気にロングゲインし…、
タッチダウン!
37番K幸下選手のPATキック成功。
ホルダーはWRでもある45番鳥山選手。
大阪学芸高校 30-0 高槻高校
大阪学芸、20番K遠藤選手がキックオフ。
高槻、19番平井選手がキックオフリターンし、自陣25ヤード付近から。
2ndダウン5、3番QB百北選手→8番WR山元選手のパス成功で、1stダウン更新。
しかし、3rdダウン1、学芸の88番LB武部選手がインターセプト!
学芸、32番RB上田選手(3年生)のセカンドエフォートのランで1stダウン更新。自陣25ヤード付近へ。
10番QB山方選手→89番TE水島選手パス成功でゲインし、3rdダウン2、20番RB遠藤選手のランで1stダウン更新。敵陣14ヤード付近へ。
最後は、20番RB遠藤選手のランでタッチダウン!
PATキック時に高槻が反則。
学芸、タイムアウト1回目。
40番RB山内選手のランプレイで、2点コンバージョン成功。
大阪学芸高校 38-0 高槻高校 3Q残り約4分
学芸、20番K遠藤選手がキックオフ。
高槻、19番平井選手がリターンし、自陣35ヤード付近から。
ここで、QBを2番中畑選手(1年生)に。
1stダウン、ファンブル自らリカバーでロスし、
学芸の51番DL宮下選手、76番DL清水選手からサックを受け、さらにロス。
続けて、学芸の78番DL岩澤選手からもQBサックを受け、計10ヤード近く大幅ロス。
1stダウン更新できず、パント。
学芸、32番RB上田選手のランで1stダウン更新。敵陣40ヤード付近へ。
第3Q終了、大阪学芸高校 38-0 高槻高校
<第4Q>
学芸、3rdダウンショート、10番QB山方選手のキープで1stダウン更新し、タッチダウン!
(このタッチダウンはよく見えなかったのですが、タッチダウンパス成功だったかと思います。)
規定により、ここで試合終了となりました。
大阪学芸高校(1戦1勝0敗) 44-0 高槻高校(2戦1勝1敗)
勝利した試合終了後の大阪学芸高校の円陣です。
記念すべき(?)「あんな予想して、す、スイマセンでした~…orz!!」平謝り第1号の試合となりました
私の予想は接戦でしたが、フタを開けてみれば、大阪学芸高校の圧勝でした。
3年生の活躍はある程度予想できていましたが、2年生の活躍が私の想定外でした…。
それに、春に屈辱のコールド負けを喫していることもあり、大阪学芸高校のリベンジへの気迫もすごかったです。
でも、予想が外れたとはいえ、強い大阪学芸高校が戻ってきてくれたことを嬉しく思いました(^_^)
大阪学芸高校は、次節、9月27日(日)15:15から、府立大正高校にて、府立大正高校(1戦0勝1敗)と対戦します。
この試合で大阪学芸高校が勝利すればFブロック勝ち抜け、もし敗戦すれば、3校の戦績が1勝1敗と並ぶため、抽選で決勝トーナメント出場校が決定されるようです。
3年生が引退し、春の関西大会優勝から一転、コールド負けを喫するという苦い新チーム第2戦目となりました…。
予選ブロック(Fブロック)の戦績は、2戦1勝1敗となり、次節、府立大正高校が大阪学芸高校に勝利すれば、3校の戦績が1勝1敗と並ぶため、抽選で決勝トーナメント出場校という可能性が残されています。
予選ブロック第2節が終わった時点での、大阪大会決勝トーナメントを作成しましたので、アップしておきます。
Bブロックは、府立芦間高校戦、近畿大学附属高校戦と2戦全勝した大阪産業大学附属高校の勝ち抜けが決まっています。
また、Eブロックは、2校だけの一騎打ちでしたが、府立豊中高校に勝利した大阪学院大学高校の勝ち抜けが決まっています。
来週9月27日(日)の予選ブロック最終戦で、各ブロックからの勝ち抜け校がすべて決定します。
来週の熱戦も楽しみですね!
おわり。