立宇治チアのピラミッドです。 お見事!
さて、前半終わって14-7と立宇治リード。ではありますが、前節1点差で敗れたとは言え同志社国際を苦しめに苦しめた龍谷大平安が、立宇治相手にも堂々と立ち向かっている印象です。コイントスで勝利し後半最初の攻撃権をチョイスした平安は、この最初のドライブに賭けているでしょう。
後半開始です! 立宇治K81長尾(3年生)のキックオフ!
同志社国際高校のグラウンドは縦方向の距離がきっつきつらしく、時折エンドゾーンの位置が変わったりして混乱しながらの観戦でして攻撃地点などもあやふやで申し訳ありません。キックはK81長尾選手!
写真は夫(撮影担当)も絶賛の平安オフェンスライン、とにかくパワフルです! 左から2番TE青根(2年生)、T79柳生(3年生)、G74宮前主将(3年生)、C70竹内(3年生)、G65(名前がないんですよねー)、T55楠元(3年生)! 大きなオフェンスラインがRBの道筋を作ります!
落ち着いたプレイでオフェンスを引っ張る山際君、その冷静なプレイっぷりについつい3年生かと思っちゃうんですがまだ2年生なんですよねっ!(前回間違っててごめんよ><) すっかり大黒柱の雰囲気で、平安オフェンスを牽引!
さらにRB11仲川(3年生)のランで前進!! 敵陣30YD付近へ!!
スコアリングキックも蹴る仲川くん、この試合でもその才能と多彩さを発揮!!
と、ランプレイ中心で敵陣30YD付近まで前進した平安オフェンス、さらにQB7山際のキープでFD!レッドゾーンへ。ところがここから立宇治ディフェンスが大きな壁で立ちはだかります。西村亮のラン5YD、仲川のランは立宇治DL54飯田(2年生)?のナイスタックル、さらにランプレイを、立宇治88田中がロスタックル!
素早い出足でランプレイを阻止! WRでも活躍する副将田中陽太郎選手!!
これはファーストダウン、仲川くんを止める立宇治ディフェンスです。タックルはDB1番村井選手(1年生)と15番喜多選手(3年生)か。17番家田副将もサポートに来ています!
いよいよ4Q開始、ゴール前より平安ギャンブルプレイ! ここで平安の選択はパスプレイ! ですがこのパスがオーバースロー、パス失敗で攻守交代!
ちょっとレシーバーとのタイミングが合わなかったか。まるまる3Q10分間を使用してここまでドライブしてきた平安高校。立宇治のオフェンスタイムを削ることには成功ですが、結局追加点ならずです。
QB21西田くんからRB98王本くんへハンドオフ。ごりごり進みます。
自陣20YD付近?よりの2ndダウン、QB21西田→WR4魚谷(2年生)へパス成功、さらにRACでロングゲイン!70YD以上走り一気にレッドゾーンへ!
さすが立宇治、一瞬でも気を抜くと持って行かれますね。WR4魚谷選手のビッグプレイが光ります!! 個人技で平安ディフェンスを振り切り、あれよあれよとあっという間に敵陣10YD地点へ進入です!
自陣1YDから敵陣10YDまで攻め込んだ立宇治、どうしても追加点が欲しいシチュエーションです。立宇治オフェンスラインはこちら!
T71寶谷(3年生)、G74川野(3年生)、C79永福(2年生)、G78山中(2年生)、T77小山田(1年生)!おお、ラインメンにも2年生と1年生がいるんですね。かなり若い布陣で挑んでいることが分かります。
ビッグプレイから着々と敵陣を攻略してきた立宇治オフェンス。3点は固いかと思われましたが、ど真ん中から岩本選手がラッシュ! 立宇治は追加点ならずの結果となりました。
立宇治の得点を阻止した平安はここから血気盛んに攻め立てます。自陣よりRB20西村亮が一気に走りロングゲイン!
ビッグプレイにはビッグプレイ! さらにこのオフェンスラインが開けたホールの大きさ、伝わりますか? ここからは自らの脚力で。西村亮のランで平安は敵陣10YD付近へ前進。得点チャンスです!
敵陣10YD付近より平安の攻撃はRB11仲川のランなどで打開を図るも立宇治DL53相良のナイスタックルや反則などもあり、4thダウン5! 試合残り時間はわずか2分弱ほど。ここで得点せねば平安の勝利は遠のきます。4thダウンに追い込まれた平安QB7山際選手がパススロー!!
QB7山際→TE9岩本パス成功、タッチダウン!
今日、パスキャッチがあまりなかった岩本選手! しかしここぞという場面で大事な大事なタッチダウンをもぎ取りました!!
そして大事なTFPK11仲川のキックも成功! 残り時間1分40秒で7点を追加した平安高校、執念のオフェンスで立宇治に追いつきました!
試合残り1:40、リターン次第では立宇治にもまだ得点チャンスがある場面です。ここでリターナー1番村井(1年生)が期待に応えるナイスリターン!フィールド中央付近へ!
なんと1年生だそうですよ。DBとして前節紫野戦でインセプリターンタッチダウンをあげた村井くんがここでもその脚を生かしてナイスゲイン!
ディフェンス44番長岡選手のビッグプレイ! ラストドライブで得点を狙った立宇治の目論みはここで終了です。
試合残り1:20。ラストチャンスを手に入れたのは平安でしたが、ラン2YD、パス失敗、ランプレイもストップ!平安は残り時間消費し試合終了。
(スコアボードは観客さんが映り込んでいてアップできませんでした )
第3Qまるまる使用したオフェンスが得点なしに終わったときには、これは立宇治が逃げ切るかと思われましたが、ここからディフェンスオフェンスともに平安の執念が実りました。取って取られてお互いが一歩も引かない大熱戦は4Qでは勝負がつかず、同点でタイブレークへ!! 一体どちらのチームに勝利の女神が微笑むのか。